【講座】 豊田加茂医師会主催 エンドオブライフ・ケア 援助者養成基礎講座(2025/10/19)

  • 開催レポート
  • 援助者養成基礎講座

 2025年10月19日(日)、愛知県の豊田加茂医師会(豊田市・みよし市)主催により、エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座が開催されました。

 

 豊田加茂医師会では、医療・介護・福祉・行政の仲間と共に、地域で暮らす人々が最期まで“いきがい”や“幸せ”を感じ、尊厳をもって生ききることができるよう、「豊田加茂ウェルビーイングネットワーク」として活動を続けています。

 

 一昨年、昨年と、当協会代表・小澤竹俊が特別講演としてお話させていただいたところ、「さらに学びを深めたい」という声が多く寄せられたことから、今年度は援助者養成基礎講座として研修の機会をいただきました。

 

 お話をつないでくださったのは、同医師会のコーディネーターであり、認定ELCファシリテーターでもある兼松富美子さんです。

 

 当日は高校生を含む約60名が参加し、東海・北陸・静岡から駆けつけた9名の認定ELCファシリテーターのみなさんによる運営支援のもと、学び合いの1日となりました。


 参加者からは次のような声が寄せられました。

 

・ロールプレイを通して、相手から信頼されるコミュニケーションのあり方を体感できた。

 

・言葉の意味を考え、大切に扱いたいと感じた。

 

・苦しみをわかってもらえると嬉しいというこの感覚を利用者様にも感じてもらえる関係性づくりができるように努力していきたい。

 

・『緩和ケアに正解も100点満点もない』という小澤先生の言葉に救われた。満点じゃなくても、自分にできることを精一杯考えたい。


 こうした声を受けて、兼松さんからは、次のような言葉が寄せられました。

 

「事前のeラーニングに続き、講義・ロールプレイ・振り返りを通して理解を深める流れが、参加者の理解を大きく促進していることを実感しました。小澤先生と共に学ぶ時間は、日々大変な現場で頑張っている豊田市・みよし市の専門職の皆さん自身が支えを感じ、もう一度“頑張ろう”と思える力をいただいた時間でした。」


 ご参加くださった皆さま、そして開催にご尽力くださった豊田加茂医師会のみなさまをはじめ、認定ELCファシリテーターの皆さまに心より御礼申し上げます。

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