【講座】SOMPOケア介護プライドマイスター5期生対象・援助者養成基礎講座(2025年9月13日)

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 2025年9月13日(土)、SOMPOケア株式会社様の介護プライドマイスター5期生(一部4期生)のみなさまに、エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座をご受講いただきました。

 

 エンドオブライフ・ケア協会では、第1期生から介護プライドマイスターの研修を担当させていただき、今回で5期目となります。今年は、ケアマネジャーがはじめて介護プライドマイスターとして認定されたとのことで、あわせて35名のご参加となりました。

 

 実施にあたり、認定ELCファシリテーターにも協力をいただき、事例検討やロールプレイなどグループワークをサポートさせていただきました。

 

 ご参加のみなさまからの感想です。

 

・今まで苦しんでいる方に対してどのように接するべきなのか、自分がどのように役に立てるのかばかり気にしていて苦しんでいる本人のことを疎かにしていまっていたと気づきました。苦しんでいる方が穏やかになれること、穏やかになるためにはということを改めて自分の言葉で考えてみようと思います。また、そういった考えや知識を周囲を巻き込みながら実践するだけではなく、自身が発信者として活動できるようにファシリテーターにもなってみようと思えました。


・今回の研修では感じることが沢山ありました。苦しんでいる人にとって分かってくれる人と思ってもらえるような援助的コミュニケーションを意識して行い、苦しさを緩和できるような介護士でありたい。


・あの時に、もっとこうしていれば良かった。こうできたのではないか。と自責の念に駆られた事もありましたが、経験を力に変えて後悔のないように行動していきたい。


・私は「安心できる存在になりたい」と思っていましたが、それは相手にとっての理解者になることだと具体的に見えるようになりました。利用者からの「早く迎えにきてほしい」という言葉にどう返したらよいかモヤモヤしていましたが、講義を通してその答えを学べたことが大きな気づきです。これまで、助けたい気持ちから解決策を提案しがちでしたが、解決できない部分とどう向き合うかを知れたことは貴重でした。


・目から鱗な事ばかりでした。今まで良かれと思ってやってきたことがもしかしたら入居者様にとっては負担や傷になってしまっていなかったか、と自分を顧みる機会にもなりました。今までもっていなかった視点を得たことで明日からの介助に活かす方法を考えていこうと思います。また自分のホームでこの火をどう広げていくのかも同時に考えていきます。

 

 

 

 事例検討やロールプレイへの取り組み姿勢から、私たちもたくさん学ばせていただいた1日でした。

 

 1回の研修で終わらず、今後も現場でご自身の実践と、仲間を作っていくこと、両方の側面から、エンドオブライフ・ケア協会として今後もお力になれればと願っております。

 

 

 

実施の背景

 SOMPOケア様は、「人間尊重」の経営理念のもと、処遇改善を通じた介護職の社会的地位の向上と、本物のスキルや人間力を育む社内教育に取り組んでいらっしゃいます。

 

 介護プライドマイスター制度は、介護プライドを体現している象徴的な介護スタッフを選出・任命することを通して、介護プライドの見える化ならびに、介護スタッフとしての専門性や成長により誇りを持てる環境を創出することを目的にしています。(同社ホームページより)

 

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