前回、海老名市立中学校に伺って、そこから半年。
その時に、この中学校で体育館一斉授業をし、私の中で大切な気づきを頂いた大切な場所でした。
今回は、そこに注意しながら、大切にしながら臨みました。
大切な気づきというのは、「話す技術」ではなく「マインド」の部分。
人前での「話す技術」に関して、ではなく、一番大切な「マインド」のところ。
私は「いのちの授業」が大好きすぎて、生徒さんたちに「お届け」するだけでなく「受け取って」もらおうとしてきたのではないか。「これ、いいでしょ」「苦しんだことには無駄じゃないよね」と思わず自分の主張を押し付けるような気持ちで話してしまっていたこと。そんな自分自身の「在り方」を見つめ直すきっかけになった学校でした。
今回は、自分が苦しみの只中にいる時にとても苦しく感じた「苦しんだことは無駄だったのか」という問いを、考えて抜いて・・・苦しんだことに意味があったと思えるのには、必ず「時間」が必要なんだという思いに至ったのですが、その上で、敢えて自分の意見や気持ちを言わず、そこに余白を置くようにしました。
投げかけて、生徒さんたちは、どんな風に受け取ってくださったのか。感想文、とっても楽しみなような、ちょっぴり不安なような・・・。
サポーターお二人が遠方から駆けつけてくださりとても心強かったです。ありがとうございました。
※認定講師の関口圭子さんからのご報告です。
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