【イベント】誰もがオシャレを楽しめる世界へ。未来のおむつから考えるユニバーサル・ホスピスマインド（第213回ユニバーサル・ホスピスマインドをもとに最強のチームをつくろう）

2025.05.26

「やりたいことをやらずに死ぬのは、自分にとって最大の冒涜だと思った。だからこそ、命を燃やしてでもワクワクすることをやりたい。」

　2025年5月20日（火）、毎月恒例のオンラインイベント「ユニバーサル・ホスピスマインドをもとに最強のチームを作ろう」を開催しました。

　今回のゲストは、2025年大阪・関西万博で“おむつのファッションショー”に挑む、（一社）日本福祉医療ファッション協会代表理事の平林景さん。

　「誰もがオシャレを楽しめる世界へ。未来のおむつから考えるユニバーサル・ホスピスマインド」と題して、これまでの軌跡や活動に込めた思いを語っていただきました。

「おむつ＝恥ずかしいもの」という固定観念をくつがえし、
“誰もが履きたくなるおむつ”をデザインするという挑戦には、
障がいや加齢に関係なく、自分らしく生きられる社会への願いが込められています。

　イベントは、平林さんの語りと参加者同士の小グループ対話を2回繰り返す構成で進行。
　語りのあと、参加者はそれぞれの夢や思いを言葉にしながら対話を重ね、
「ぼんやりしていた気持ちが、“やってみたい！”に変わった」という声も聞かれました。

　「どんな価値観をひっくり返したいのか、どんな問いを社会に投げかけているのか」。その熱意にふれたことで、自分のなかの小さな“夢の種”に気づいた参加者も多かったようです。

平林景（ひらばやし・けい）

（一社）日本福祉医療ファッション協会代表理事

（株）KEI’s STYLE 代表取締役四條畷学園大学客員教授

美容師からキャリアをスタートし、教職を経て起業。兵庫県尼崎市で4つの放課後等デイサービスを経営。2019年には一般社団法人日本障がい者ファッション協会を立ち上げ、2022年NextUDブランドbottom’allでパリコレクションウィーク中に車椅子モデルのみによるショーを実現。2025年の大阪・関西万博では「おむつのファッションショー」の開催に挑戦中。

参加者の声（一部抜粋）

・発想が楽しいだけでなく、なぜ今までこういう考えができなかったのか？と考えさせられました。
・夢は言葉にして初めて叶う。どんな夢でも語っていいし、仲間がいると力になることを実感しました。
・「やりたいこと」が、皆さんとお話しているうちに「やったろう！」に変わりました。
・マイナスのイメージをプラスに変えることで、皆さんの意見を聞いているとどんどん楽しい事が思い浮かんできました。
・オムツが世界を変えていけるなんて想像もしていませんでした！
・思わず夢を語ってしまいたくなる雰囲気と、夢を語る皆さんの笑顔が素敵でした。